みどころ
1972年6月17日、首都ワシントンのウォーターゲートビル内の民主党全国委員会本部に5人組の男が不法侵入し逮捕された。
法廷取材に赴いたワシントン・ポストの記者ボブ・ウッドワードは、犯人が無線機や35ミリカメラ等不可思議なものを所持していたり、犯人の一人が元CIAの警備顧問であったことなどから、この事件は物取りなどではなく共和党政権による民主党本部の盗聴が目的なのではと疑いを持つ。
ボブは先輩記者のカール・バーンスタインとともに調査を進めるが、政権から様々な隠蔽・妨害・脅迫などを受け思うような記事が書けず世論を動かせない日々が続いた。
それでも報道の自由と国の未来を守るため、少しづつ黒幕に迫り政権を切り崩していく過程が描かれる。
この映画は非常に社会派の作品で、ウォーターゲート事件のかなり詳細な知識を前提としているので注意が必要です。というのもニクソン大統領周辺の少なくない黒幕達の名前が会話に頻繁に出てくるのですが、彼らが出演するシーンが全くなく誰が誰だかわからなくなるからです。
思うにこの作品は公開された1976年当時の観客の時事知識を前提としたエンターテイメントであり、ウォーターゲート事件がまだ新鮮なうちは楽しめたのではと推測しています。
しかし、そこから50年近くたち事件の概要くらいしか知らない次の世代以降の人が見ると会話の8割が「誰?」となってしまいます。
かくいう僕も1回目は諦めながら流し見し、2回目に一時停止をしながら人物と事件を勉強し、3回目でようやく面白いなとなりました。
観客の時事知識に頼りその時代の情報を詰め込みすぎると後世でこのように見えるという好例になった作品でもあります。
配信中のサブスク


Amazon Prime (レンタル・購入)
大統領の陰謀大統領の陰謀の舞台
基本情報
監督・キャスト
監督
Alan J. Pakula
キャスト
Dustin Hoffman
Robert Redford
Jack Warden
Martin Balsam
Hal Holbrook
劇中の期間
1972年 – 1974年
舞台となった国
アメリカ

コメント